6月10日(日)の「てくてくふるさと散歩」に参加された方から、一枚のハガキをいただきました。

「黒南風に弁当広げ胸さわぎ」
上林スキー場でシートを広げ、持参したお弁当をいただきました。自然の中で仲間とお弁当を広げることは、遠い彼方の遠足の思い出になってしまっています。黒南風・・梅雨時に吹いてくる温かな南風。くろはえと読む・・・に、子ども時代に戻ってウキウキしながらお弁当を広げている情景でしょうか。

「堰垣の空木の花咲く梅雨じめり」
上林から地獄谷へ行く山道の脇を坪根堰が流れています。その堰の斜面に薄紅色の空木(ウツギ)の花が咲いています。梅雨時、新緑の緑が美しく目に映る中、ウツギの薄紅色が印象的です。

俳句には詳しくない私ですが、いただいたハガキの俳句を味わってみました。

それにしても、昨今は電話、メールで伝えてしまうことが多い中、ハガキにしたためられた直筆の文から思い以上のものが伝わってくるような気がします。「ハガキ道」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。哲学者森信三は日に何通もハガキを書いたそうです。いつもハガキを携行し講演会の帰りの列車の中などでお礼のハガキを書き投函したそうです。森信三は「ハガキ道」の提唱者といわれています。


縁なき人の書物を数十ページ読むのが大事か、それとも手紙の返事を書くほうが大事かーーこのいずれをとるかによって、人間が分かれるともいえよう。(森信三)

返事を書く

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