現地研修セミナーを開催したときに、須賀川の里地を訪れた参加者が消火栓の背丈が高いことに驚かれていました。これは積雪量との関係で工夫の結果だと分かったのだそうですが、里地で2mもの高さが必要なのかと問われていました。

この里は600~850mの標高にあって周りを山に囲まれた地形も影響してか、積雪が2~3mに達する豪雪地域となっています。雪にまつわる民話が残り、厳しい冬の暮らしを想わせるのですが、受け継がれてきた工夫も多く見つかります。雪に親しむスノー体験やウインタースポーツなどもこの里地里山で盛んに行われます。

スノーパル

最近では、雪氷熱エネルギーとして豊富な雪を活用する取り組みも見られ、町の雪室施設『スノーパル』には150トンの雪が搬入され、夏でも室温2℃に保たれて貯蔵された農産物や地元野菜などが期間限定で販売されるなど、この地ならではの地球にやさしい活動が展開されています。
融雪による水の恵みと活用の歴史を未来に繋ぐと同時に、雪や水の働きを活用したエコな暮らしへの工夫や挑戦にも今後更に期待が持てます。地域資源を知って価値を活かす取り組みについてセミナーから広く学びました。

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